12月になると街並みがだんだんとイルミネーションで彩られ、クリスマスのムード一色になります。
大人から子供まで楽しみにしている冬のイベントですよね^^
そんなクリスマスですが、日本ではサンタさんのプレゼントや美味しいご馳走、恋人たちの記念日などのイメージが定着しています。
そもそもクリスマスとは一体どういった意味合いがあるのでしょうか?
「クリスマスの由来って知らないかも…」
「クリスマスの語源ってどこからきているんだろう…」
今回の記事では、そんなあなたのためにクリスマスの由来・語源について、できるだけわかりやすく簡単に解説していきたいと思います。
目次
クリスマスとは!?その由来・語源をわかりやすく教えて
クリスマス(Christmas)のもともとの語源は「キリスト(Christ)」と「ミサ(mas)」という言葉からきています。
ミサという言葉には礼拝という意味があるそうで、クリスマスは直訳すると「キリストの礼拝」ということになります。
つまり、クリスマスというのは簡単にわかりやく言うと「キリストの誕生日を祝う日」ということになります。
しかしキリストが生まれた日にはたくさんの諸説があり、9月だったり10月だったりするそうです。
ではどうして12月25日がクリスマス(=キリストの誕生を祝う日)になったのでしょうか?
それには古代ローマ帝国時代に行われていた「冬至の祭り」が関係しているそうです。
キリスト教が普及し始めた頃、ローマ帝国では「冬至の祭り」というものが行われていました。
冬至というのは一日に太陽がでている時間が一番短くなる時です。つまり冬至の日を境に太陽がでている時間がどんどん長くなります。
もともとローマ帝国では、太陽を神と崇める太陽信仰があり、「冬至の祭り」は新しい太陽の神様をお祝いする日として「太陽の生誕祭」という意味合いで行っていました。
それがキリストの誕生と重なり、いつしか12月25日がクリスマス(=キリストの誕生を祝う日)になったそうです。
ですので、諸説ありますがクリスマスの由来・語源をわかりやく言うと
キリストの誕生日をお祝いする日が昔の国のお祭りと重なり12月25日がクリスマスとなった
ということになります。
クリスマスの雑学!
ここではクリスマスの雑学についてちょっと簡単にご紹介したいと思います。
意外と知らなかった「なぜ?」「どうして?」が解決できるかも!!
サンタさんの由来などを知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
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どうして「メリークリスマス」「ハッピークリスマス」って言うの??
クリスマスのあいさつでよく「メリークリスマス」「ハッピークリスマス」って言いますよね?
これってどういった意味があるのかご存知ですか?
「メリー」には「楽しい」という意味があるそうです。
ですので、「メリークリスマス」というのは「楽しいクリスマスを過ごして下さいね 」という意味になります。
「ハッピークリスマス」はなんとなく意味はわかると思いますが、こっちの言葉はイギリスの方でよく使われているみたいですね。
クリスマスにどうしてツリーを飾るの??
クリスマスの楽しみの一つにクリスマスツリーの飾りつけがありまよね^^
そんなクリスマスツリーですが、そもそもどうしてクリスマスにツリーの飾りつけを行うのでしょうか?
その由来はいったいどこからきているのでしょうか?
結論から言うと、クリスマスツリーはもともとクリスマスに関係ないようです。
クリスマスツリーの由来はゲルマン民族の冬の祭りである「ユール」からきています。
ユールはゲルマン民族が樫の木を囲んで飲食を楽しむお祭りで、それがケルマン民族大移動の中でドイツに伝わり、それがクリスマス(=キリストの誕生を祝うお祭り)と混ざり合ったそうです。
ゲルマン民族が住んでいた北欧では、寒さに強い樫の木が「永遠の命の象徴」の象徴とされており、樫の木に飾りつけをすることによって力を与えてくれるとされていたようですね。
この習慣がクリスマスのツリーの飾りつけになる過程で樫の木からもみの木へと変化していきました。
もみの木の三角形がキリスト教の教えである三位一体の形を表しているために使われるようになったという説もあるようですね。
「クリスマスツリーの日」って知ってる?
余談ですが、「クリスマスツリーの日」というのがあります。
私も知らなかったのですが、12月7日が「クリスマスツリーの日」でその日に初めて日本でクリスマスツリーが飾られた記念日だそうです。
まとめ
今回はクリスマスの由来・語源についてわかりやすく簡単に解説しました。
クリスマスの由来にはいろいろと諸説があるので、なかなかわかりにくいですね^^;
クリスマスとは簡単に「キリストの誕生日をお祝いする日」と知っておけば小さなお子さんにも説明できそうですね。