ダニのフン、死がいでアレルギーを引き起こす!?秋の喘息に気をつけて!!

秋になりだんだんと涼しくなってきましたね。季節の変わり目のこの時期、くしゃみや咳など喘息に似た症状がでることがありませんか?

もしかしたら、その原因はダニのフンや死がいが引き起こすアレルギー症状かもしれません。実は喘息などを引き起こすダニのフンや死がいなどのアレルギー物質は秋が一番多いそうです。

今回は秋の喘息の元となるアレルギー物質、ダニのフンや死がいについて紹介し、その対応策を解説します。

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秋こそ危険!ダニのフンなどアレルギー物質が大増殖!?

ダニは基本的に梅雨から夏にかけて一番繁殖をします。というのも、そもそもダニは高温多湿を好みます。室温は20℃以上~、湿度は60%~の条件が一番ダニが繁殖しやすい環境で、この時大量のフンが排出されます。

そしてダニの寿命は約三ヵ月程度で、気温が下がり始めたた秋の季節に夏に繁殖したダニが死滅し大量の死がいがでます。秋のダニのフンの量は夏のそれの七倍にもなるそうです。

さてここからが本題ですが、ダニが原因となるアレルギー症状は実はダニそのものではなく、フンや死がいが原因となります。

ダニのフンや死がいは乾燥しているので、簡単に砕けて、とても細かくなります。これが布団やカーペットの繊維に絡みつきます。特に多いのは電気敷毛布で、他にも布団やベッド、クローゼットにも大量に付着しているそうです。

そんなダニのフンや死がいがほこりなどのハウスダストと結びついて空中に漂います。そんなダニの死がいやフンを取り込んだほこりが、目や鼻、皮膚などから取り込まれるとくしゃみや咳、鼻水などのアレルギー症状を引き起こします。

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秋のダニのフンや死がいが原因!喘息などのアレルギーを引き起こさないための対策とは!?

まず床の掃除をする際は、なるべくほこりを立てないようにしましょう。ほこりが舞ってしまいますと当然、目や鼻、口に細かくなったダニのフンや死がいが入ってしまいます。そうならない為にもまずはモップがけを先に行い、その後、掃除機をかけると良いそうです。

また布団や毛布などに付着しているダニのフンや死がいですが、これは丸洗いの洗濯掃除機で吸い取ることが効果的です。

掃除機のかけ方としては、縦と横にそれぞれゆっくりとかけていくと良いそうです。ただし、掃除機ですべてのダニのフンや死がいを吸い取ることはできません。

また布団乾燥機も効果的だという話もよくききますが、これはあくまで生きているダニを死滅させるだけです。ですので、布団乾燥機をかけるだけでなく、その後、掃除機で布団を吸い取ることも心掛けておきましょう。

布団の丸洗いは物理的に水でダニのフンや死がいを洗い流しますので、一番効果的です。自宅ではなかなか布団の丸洗いも大変ですので、専門業者による「布団丸洗いサービス」などを利用するもの良いですね。

またそもそものダニの繁殖を防ぐという意味で夏の時期にちゃんと温度と湿度を管理して、ダニが繁殖しにくい環境を作ってあげるのも効果的です。

まとめ

いかがでしたか?今回は秋のダニのフンや死がいが引き起こす喘息などのアレルギーとその対策について解説しました。

秋の季節、くしゃみや咳がよくでているという方は花粉や気温差の変化などいろいろな原因が考えられますが、一度布団や毛布などの掃除や洗濯をしてみるもの効果的かもしれません。

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