サウナに水風呂って本当は危険!?教えて!!どんな効果があるの?

皆さん、サウナって利用されたことありますか?温泉や銭湯に出かけた時、よく見かけますよね!!サウナが健康効果があるってことで利用している方も多いと思います。

「サウナといえば水風呂」って言われるように、サウナの基本的な入り方として、サウナと水風呂を繰り返す「温冷交代浴」に休憩を取り入れるという方法が一般的です。サウナで身体を温め、その身体を水風呂で急速に冷やすことで、血管や神経に刺激を与え、身体の働きを活性化して様々な効果をもたらしてくれるそうです。

しかし、高温のサウナから一気に低温の水風呂に入るわけですから、そこには急激な温度変化があります。その急激な温度変化によって血圧の急変や血管が壊れる危険性があるそうです。サウナの後、水風呂に入ったらめまいや動機がして体調不良になったという話も聞きますよね。せっかく健康のためにサウナを利用しているのに、体調不良などの逆効果になってしまったら元も子もありません。

今回はそんなサウナと水風呂について、その効果と正しい入り方などを調べてみましたのでご紹介します。

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サウナってどんな効果があるの??

血行が良くなって肩こりが改善する

肩こりというのは、運動やストレスなどで筋肉が緊張し、血液が流れにくくなっている状態です。サウナに入ると、身体が温められて血管が拡張し、心拍数が高くなります。すると体の中を通常より多くの血が循環することになるので、筋肉に流れる血液量も増加し、肩こりが改善します。

HSPが増加して身体の免疫力が上がる

サウナに入ることにより身体の細胞に熱が加わりタンパク質が損傷します。それと同時にタンパク質の損傷を修復する性質があるHSP(ヒートショックプロテイン)という別のタンパク質が生みだされます。それにより細胞の再生を活性化して免疫力を高めてくれます。

発汗により疲労物質が排出され疲労が軽減される

スポーツなど激しい運動をすると乳酸が筋肉に溜まり疲れを感じます。いわゆる筋肉痛ってやつですね!!乳酸は酸素により分解されて汗として排出されますが、サウナでは血流が増加して酸素の摂取量も増えます。酸素を多く摂取することで、乳酸が効率よく分解されて疲れが取れやすくなります。

サウナ後の水風呂ってどんな効果が!?

自律神経が活発になり元気がでる

特に悪いところもないのに、身体がだるくて元気がでないという人は、自律神経が乱れている可能性があります。サウナの後に水風呂に入って自律神経を刺激し、働きを活発にすると、心身ともにバランスが調整されて元気になることができます。

皮膚が引き締まり湯冷めがしにくい

水風呂に入ると、冷たさに反応して血管や毛穴が収縮します。カラダの中の熱というのは血液によって全身に運ばれ、毛穴や皮膚から発散されますが、血管や毛穴が冷たさで収縮しているときは熱が発散しにくくなります。そのため、体温が保たれて湯冷めが防げます。

低血圧が改善!!

サウナに入ると血管が拡張して血圧は低い状態になっています。その状態で水風呂に入ると血管は急激に収縮し、血圧が上がります。これを繰り返すうちに血管と心臓のポンプ機能が鍛えられて血圧が正常値に近づき、その結果、低血圧改善につながります。

サウナ後の水風呂の危険性

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サウナで熱くなったカラダを水風呂で一気にクールダウン。サウナ好きの方から言わせると、それが最高に気持ちが良いらしく、まさにサウナの醍醐味とも言えるそうです。

上記でもお伝えしたように、確かにサウナでカラダを温めて水風呂で急激に冷やすことで温冷交代浴の効果が発揮され、全身の血行が活発になります。しかし血液の流れが良くなるということは循環器系に負担をかけるということにもなります。

高血圧や動脈硬化、心臓病などの心臓疾患のある方は危険です。また不整脈のある方も注意した方がいいかもしれません。これがサウナ後の水風呂に入る危険性です。

若くて健康な方だと問題はないと思いますが、自分が高血圧症だと自覚していない方も結構いるので普段から自分の血圧を把握して注意しておくことも大事です。

サウナと水風呂の効果的な入り方

サウナや水風呂は正しい入り方をすれば、血流が非常に良くなるといった健康に良い様々な効果をもたらしてくれます。 ここで大事なポイントは【間隔】で、もし急いでサウナと水風呂を往復してしまうと急激な温度変化に耐えられず「血圧サージ」という血圧急変を起こしてしまいます。

サウナと水風呂のサイクルについては、日本人を対象にしたサウナ研究の論文発表があり、「サウナ5分」と「水風呂1分」を1クールとして、これを3回続けると疲労回復や気分転換に非常に効果があるようです。

それではもう少し具体的にサウナと水風呂の効果的な入り方について紹介していきます。

1.食事のすぐあとは控える

食事の直後は消化のために血液が胃の方に集中していきます。サウナに入ると血行が良くなって血液が分散してしまい、胃に必要な血液が回らなくなってしまいます。その結果、気分が悪くなり体調不良になってしまう可能性がありますので、食事の直後は控えた方が無難です。

2.水分補給をしておく

サウナに入ると大量に発汗しますので、脱水症状にならないように入浴前にはスポーツドリンクなどの水分を十分に取っておきましょう。

3.体を綺麗に洗う

体を洗っておかないと発汗時に体臭が臭うこともあります。最低限のマナーとしてサウナに入る前は体を洗っておきましょう。

4.サウナに入る前に湯船に浸かって体を温める

サウナに入る前にあらかじめ体を温めておくためです。

5.サウナに入る

サウナ室の温度や湿度によりますが、サウナ室にいる時間は上記でも述べたように5分~10分がベストです。サウナ室が熱くてもたないといった場合にはサウナ室のなるべく下段の方に座るといいでしょう。またサウナ室に入る時は、濡れたタオルを頭に巻くと、のぼせにくいのでおすすめです!

6.かけ湯をして水風呂へ

水風呂に入る前にかけ湯をして汗を流します。この時、手足の末端から、胸などの中央部まで、少しずつ水をかけて水温に慣れてください。水風呂に浸かるときにも、いきなり肩までドボンは厳禁です。まずは腰まで浸かり、そこからゆっくりと胸元まで浸かっていきましょう。

水風呂は長く浸かりすぎてしまうと身体が冷え切ってしまいますので、いくら冷たくて気持ちがいいと言っても1分以内にはあがるようにしてください。

7.6~7を3回程度繰り返す

「サウナ5分」と「水続風呂1分」を1クールとして、これを3回ほど繰り返します。

これが効果的なサウナと水風呂の入り方になります。
もちろん、このほかにもサウナと水風呂の色々な入り方があると思います。中には独自の入り方やこだわりをもっていらっしゃる方も少なからずいるでしょう。ですが最低限水風呂にいきなりドボンと入ったり、サウナに長時間滞在するのは危険が伴いますので、やめておいて下さいね!!

まとめ

今回はサウナと水風呂の正しい入り方とその効果について紹介しました。正しくサウナを利用すれば、疲労回復やリラックス効果、低血圧の改善などさまざまな良い効果があることがわかりましたね。今回あげたサウナの入り方は基本的な入り方ですので、ここに自分なりのオリジナリティやこだわりを入れていくと、もっとサウナが楽しくなっていくのではないでしょうか?

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