秋の行事の一つと言えば十五夜のお月見がありますよね。
十五夜に団子をお供えしてすすきを飾る・・・日本の秋の風物詩です。
大人になってからはなかなか十五夜のお月見をする機会がないですが、たまにはゆっくりと秋のきれいな月を眺めて十五夜を深く味わってみたいものです^^
十五夜(中秋の名月)とは!!
2018年十五夜(中秋の名月)の日程を教えて!!
十五夜(中秋の名月)って満月じゃないの!?
十三夜って何??
十五夜(中秋の名月)のお供えは何があるの??
今回はそんな秋の風物詩十五夜についてご紹介したいと思います。
十五夜のうさぎがなぜ餅つきをしているのか由来が知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
本当は悲しい十五夜のうさぎ!!その由来と餅つきの理由を教えて!!
目次
十五夜(中秋の名月)とは
十五夜とは別名「中秋の名月」や「芋の名月」などと呼ばれています。そのままですが、「秋の真ん中に出る月」という意味があるみたいですね。旧暦では秋が7月、8月、9月だったため、その真ん中の8月15日(旧暦)前後に訪れる満月の日のことをそのように呼ぶようになりました。
2018年十五夜(中秋の名月)はいつ?
実は十五夜(中秋の名月)は毎年同じ日ではありません。みなさんご存じでしたか?意外と知らなったという方が多いのではないでしょうか?その年によって十五夜(中秋の名月)は9月だったり10月だったりします。
どうしてこんなに日にちが変わるのかというと、現在の新暦と旧暦の間で1~2か月のずれがあるからです。そのため、「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」というのを十五夜としています。
では、今年2018年の十五夜(中秋の名月)はいつ訪れるのでしょうか?
今年2018年の十五夜は
になります。夏も終わり、夜が少しずつ涼しくなって過ごしやすくなる時期ですね。
2019年9月13日
2020年10月1日
2021年9月21日
十五夜(中秋の名月)って満月ではないの?
十五夜(中秋の名月)と言えば、きれいな満月のお月様のイメージがあると思いますが、実はそうではありません。十五夜の日に満月が重なるのは稀で基本的に十五夜と満月は1日前後ずれていることの方が多いみたいです。
2019年9月14日
2020年10月2日
2021年9月21日
十三夜って何?
「十三夜」とは、旧暦の9月13日のことで、旧暦8月15日の十五夜(中秋の名月)のあとに訪れるという意味で「後の月(のちのつき)」とも呼ばれています。十五夜(中秋の名月)は月が一番美しく拝める日として有名ですが、「十三夜」は十五夜に次いで美しい月だと言われています。
今では十五夜(中秋の名月)のお月見が主流ですが、十五夜(中秋の名月)と十三夜のどちらかしか月見をしないことを「片見月」「片月見」といい、縁起が良くないとされていたみたいです。
また、「十五夜」のお月見が中国伝来なのに対し、「十三夜」は日本由来の風習とも言われています。栗や豆の収穫祝いでもあるため、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。十三夜のお月見をする際は、月見だんごを13個または3個にすると良いみたいです。
2018年の十三夜は、10月21日(日)です。もし十五夜(中秋の名月)の日が天候に恵まれなかった場合は十三夜のお月見も良いかもですね!!
十五夜(中秋の名月)のお供えは何があるの?
ススキ
まず十五夜(中秋の名月)のお供え物のひとつに秋の七草のススキがあります。穂の出たススキを稲穂に見立てて飾ったと言われています。また昔からススキは神様の依り代と考えられており、魔除けの意味合いで供えられるようになりました。
月見団子
十五夜(中秋の名月)のお供え物といえば、やっぱりこれ!!月見団子ですよね!!丸い団子を月に見立て、感謝の気持ちを表わすそうです。15個の団子をピラミッドのように積んで供えます。上記でもお伝えしましたが、十三夜のお月見をする際は、月見だんごを13個または3個にすると良いみたいです。
農作物
十五夜(中秋の名月)には秋の収穫物もお供えをします。里芋、栗、枝豆など秋に収穫された農作物を供えてその年の収穫に感謝してまた来年の豊作を願っていたようです。その中でも里芋を供えるのは一般的で、十五夜(中秋の名月)は「芋の名月」とも呼ばれます。
まとめ
今回は十五夜(中秋の名月)についてご紹介しました。今年2018年の十五夜(中秋の名月)は2018年9月24日(月)になります。
もし十五夜(中秋の名月)があいにくの天候だった場合には十三夜のお月見も良いかもです!!秋の味覚に感謝しながらきれいな十五夜の月を眺めて楽しく食事ができたらいいですね!!