冬の暖房器具としてかかせない石油ファンヒーターやストーブ。春が近づき石油ファンヒーターやストーブの出番もそろそろ終わりかな?といった頃、灯油が余ってしまってどう処分しよう?と悩んだ経験はありませんか?
灯油の処分としては使い切るのが一番の方法ですが、なかなかタイミングよく全て使い切るのも難しいですよね^^;
灯油の処分ってどうしたらいいんだろう?
ガソリンスタンドで処分をお願いできるって聞いたけど料金ってかかるのかな?
そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
実は灯油の処分は少量の場合と大量にある場合とで処分の方法が異なるのです。
今回は灯油の処分の方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
灯油を処分する方法!ガソリンスタンドに持ち込む
灯油を処分する方法ですがガソリンスタンドに持ち込むのが一番確実です。ガソリンスタンドでは灯油の引き取りを行っているところが多いですので、そういったサービスを利用して処分を行ってもらうと良いと思います。
ただしガソリンスタンドに廃油設備があることが前提になりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ガソリンスタンドに灯油の処分をお願いした場合、料金はいくらかかるの?
ガソリンスタンドに灯油の処分をお願いした場合の料金はお店によって異なります。お店によって廃油の量によって数百円程度かかるところから無料で引き取ってくれるところまであるようです。
このあたりもお店によって料金が変わるようなので、事前に確認をしてから灯油の処分をお願いした方が良さそうですね。
場合によっては新しい灯油でしたら、買い取ってくれるお店もあるようなので、相談してみるものアリかも!!
灯油が少量の場合どうやって処分したらのいいの?
灯油が大量にある場合はガソリンスタンドに持ち込むのが一番ですが、少量の場合にはいったいどのように処分すれば良いのでしょうか?
少量の場合でしたら、以下の方法がおすすめです。
一般家庭の燃えるゴミとして処分する
基本的に灯油は一般家庭の燃えるゴミとして処分するのはNGですが自治体によっては処分したい灯油が少量の場合、一般家庭の燃えるゴミとして出すことが可能なところもあるようです。その際は新聞紙などに灯油を染み込ませてからビニールなどに包んで処分すると良いでしょう。
処分する際は必ず自治体に確認を取るようにして下さい!
土に埋めて処分する
もう一つ、少量の灯油を処分する方法として土に埋めるというやり方があります。少量の灯油でしたら、土壌菌類により分解されるようです。土に埋めて処分する際は、10~20㎝くらいの穴をあけて、そこに灯油を流しこみ、その上に土を覆いかぶせれば良いでしょう。その際の灯油の目安の量としては100㏄程度です。それ以上の量になってしまう場合はガソリンスタンドなどに持ち込みましょう。
また家庭菜園などをしている場合、灯油を土に埋めてしまうと野菜や植物が汚染されて枯れてしまう可能性がありますので、そういった場合には避けたほうが無難です。
その他の灯油の処分の仕方
その他の灯油の処分の仕方として整備工場などに持っていったり知り合いや近くの施設に譲渡するといった方法もあります。
また不用品回収業者などに処分をお願いするといった方法もあります。灯油が大量に余ってしまい近くにガソリンスタンドやないといった場合にはこういった業者を利用するものひとつの手です。
灯油を処分する際の注意点
最後に灯油を処分する際の注意点についてご紹介します。
灯油を河川や下水に流して処分する
灯油を河川や下水に流してしまうと当然汚染の原因になります。また灯油は爆発する可能性もゼロではありません。そういったことを踏まえて処分する際は気を付けて下さい。
灯油を石油ファンヒーターやストーブの中に残したままにしない
灯油を石油ファンヒーターやストーブの中に残したままにすると灯油が古くなってしまい、機械の故障に繋がります。また乾電池タイプのものでしたら、引火や爆発の可能性もありますので、必ず使い切るか抜き取るかしてください。
悪徳不用品回収業者に灯油の処分を依頼しない
これはなかなか判断が難しいと思いますが、悪徳不用品回収業者に灯油の処分を依頼しないようにしましょう。悪徳不用品回収業者の中にはゴミの不法投棄など不正に処理を行っている業者も少なからずいるようです。
そういったことにならないためにも不用品回収業者選びは慎重に行うようにしましょう。
判断材料としてはホームページの有無や許可番号の有無、会社の電話が携帯番号などです。ちょっとでも怪しいと思ったらやめておくようにしましょう。
まとめ
今回は灯油の処分の方法についてご紹介しました。一番の方法はやはりガソリンスタンドに持ち込む方法です。
ガソリンスタンドでしたら無料~高くても数百円程度で引き取りをお願いできますのでおすすめです。
処分したい灯油が少量の場合には、自治体によっては燃えるゴミとして捨てることができますので、自治体に確認をとってから処分を行うと良いです。
また少量でしたら、土に埋めても問題ありませんので、家庭菜園などをしていない庭がある家では、こういった方法でも処分ができます。
灯油は爆発する可能性のある危険なものですので、取り扱い、処分の仕方については気をつけて行うようにしましょう。